FORLIFEとは

世界の多様なティーを楽しめる
シンプルで飽きのこないデザイン

「もともとお茶と器が好きで、気がつけばたくさんティーポットをつくっていた」というクラフトデザイナーのMasa Fujiiが手がけるプロダクトは、ミニマルでモダンなデザインでありながら、機能性にも優れたものばかり。
紅茶はもちろん、あらゆる種類のお茶をおいしく簡単に淹れられることから世界中の有名ホテルや名門ティーサロンで愛され続けています。


デザイナー Masa Fujii

日本でデザインの基礎を学んだ後、陶磁器と出会う。
21歳で渡米後も陶磁器デザインに打ち込み、1994年にロサンゼルスでFORLIFEを創立。
現在もロサンゼルスを拠点に、独自のデザイン哲学に基づいたプロダクトを発信し続けている。


カジュアルな心地よさを大切にした
デイリーユースのティーウェア。

日本でよく使われているティーカップは「薄く軽く小さく」という傾向があるようですが、FORLIFEのティーカップは「ゆったり、たっぷり」が身上。伝統にこだわりなく、ゆったりとリラックスした気分でお茶を楽しんでもらいたい。そんな思いから、普段使いを意識したカジュアルな心地よさをとても大切にしています。例えるなら、ゆったりざっくりと着られるコットンのTシャツのようなティーウェア。
手になじみやすいハンドルで、カップの中にお茶が入ったときに持ちやすい重心になるように、カップの口辺は唇にやさしい形と厚みが感じられるような設計にと、プロダクトの細部にデザイナーのこだわりが光ります。

また、FORLIFEのティーポットは茶葉がゆったりと広がるよう、大きなインフューザーが入ることが大前提。また、開口部を大きくして洗いやすくしたり、傾けても落ちにくい蓋の仕様にするなど細部まで使う人のことを考えた、やさしさあふれるデザインで毎日のティータイムを快適に演出します。


シンプルなプロダクトに宿る
独自のデザイン哲学。

FORLIFEのプロダクトを語るうえで代表的なアイテムがティーポットです。
ブランドの代表作とも言える切り株(Stump)モチーフの「スタンプティーポット」をはじめ、フォルムやデザインコンセプトにかかわらず、すべてのティーポットには3つの共通点があります。

① 注ぎ口がタレにくいこと。
② 傾けても蓋が落ちにくいこと。
③ 様々なタイプのお茶をおいしく簡単に淹れられるデザインであること。

ボディ、蓋、取っ手、茶こし、注ぎ口など様々な要素を、フォルム的にも機能的にも優れた1つのポットとしてまとめ上げる作業がとても楽しい」と話すデザイナーのMasaの言葉に象徴されるように、プロダクトの随所に、見た目の美しさと使いやすさを両立させる独自のデザイン哲学が散りばめられています。

シンプルで飽きのこないフォルム、手に触れたときのほどよいクラフト感、陶器の鮮やかな発色や、お茶の色が映えるガラスの透明感…。お茶を楽しむためのさりげないこだわりが、毎日のティータイムをより豊かに演出します。


鮮やかな発色、ピュアな透明感。
確かな素材選びと職人技。

FORLIFEのプロダクトは、デザイナーと職人の技によって完成します。毎日使うものだからこそ機能性や安全性にも配慮し、あらゆる工程において厳しい品質管理を徹底しています。

陶器製品の特長 ― お気に入りが見つかる豊富なカラーバリエーション
カラーパレットの中から好きな色を選ぶように、使う方のライフスタイルに合ったカラーコーディネートをエンジョイしてほしいという想いで作ったのが硬質陶器(high-fired ceramic)のカラーバリエーションのシリーズです。

陶磁器の釉薬は、焼成温度が1250度にもなるときれいな発色が出にくくなります。きれいなカラーをコントロールするために、不純物の少ない素地土の使用、高温で発色のよい釉薬の組成、顔料の品質、焼成温度の管理を徹底して製造しています。


ガラス製品の特長 ― お茶の色がきれいに映える透明度
透明なガラスのティーウェアはお茶をとてもきれいに見せてくれます。 できるだけ素直にガラスの透明感を生かせるフォルムのティーウェアをデザインするように心がけています。

FORLIFEのガラス製品は、「マスター」と呼ばれるガラス職人が一個ずつ型の中でガラスを吹く作業をして作られています。 使われているガラスは耐温度差ショックに強いホウケイ酸ガラスです。



製造工程から品質管理を徹底。

FORLIFEの陶磁器は、主にこのような工程で製造されています。

成型-仕上げ-検品-乾燥-素焼き-検品-施釉-釉焼-検品-包装-出荷

陶磁器の素地土と釉薬にはそれぞれの熱膨張係数があります。この両者の熱膨張係数に開きがあり過ぎると耐熱衝撃性が損なわれてしまいます。釉面に貫入が生じたり釉面が剥がれたり、またひどい場合には何もしなくても品物が壊れたりすることがあります。
耐熱衝撃性を持たせるために、素地土と釉薬の使用原料を厳格に吟味し、定期的な熱膨張係数のテストを行い、常に焼成温度や焼成時間をしっかり管理していかなければなりません。

陶磁器製品もガラス製品も自然素材を原料に用いて、機械と手仕事を通して製品に仕上げていくため、要所で検品の工程を入れて品質管理を徹底しています。
日本、アメリカ、ヨーロッパなどが定めた各製品や素材に対する厳しい安全基準に合致しているかどうか、世界的に認められた検査機関でテストした上で、世界中のみなさまに安全なティーウエアをお届けしています。